妊娠線対策は早めが肝心!妊娠線の原因と7つの予防法を知ろう
多くの妊婦ママを悩ませることの1つに「妊娠線」があります。
妊娠線とは「大きくなるお腹に皮膚の伸びがついていけず、真皮が裂けてできる断裂跡のこと」です。例えば次のようなイメージです。
よく見かけるのはお臍の上下に1本の線(正中線と言います)だったり、ひび割れの模様のようになるタイプです。また、太もも・ヒップ・二の腕・バストなどに妊娠線がでるケースもあります。
妊娠線は母親の勲章でもありますが、女心としては「できることなら妊娠線がでないようにしたい」「できるかぎり目立たなくしたい」と思うのではないでしょうか?
実は、妊娠線はしっかりと対策をしておくことで、「妊娠線が出ないようにする」または「最小限におさえる」ことができます。実際、およそ3割の妊婦さんには妊娠線はでません。
当メディアのママチームでも、妊娠線ができてしまったママが多いのですが、中には全く妊娠線が出てないママもいます。
この記事では、そんなママの体験も参考にしながら、妊娠線の原因や予防法について詳しく解説していきます。ぜひ、これから出産を迎えるあなたには、「妊娠線がでない3割の妊婦さん」になっていただけたら嬉しいです。
娠線線ができる原因とは?
妊娠線ができる原因の1つが、皮膚の急激な伸びです。
皮膚は下の図のように「表皮・真皮・皮下組織」の三層に分かれています。
妊娠中、お腹が大きくなり皮下脂肪が急激に増えると、表皮は伸びますが、真皮はそのスピードについていけず断裂します。断裂したところから毛細血管が透けて見えるため、赤紫色の線が現れる、つまりは妊娠線ができるのです。
もう1つの原因はコラーゲンの減少です。
妊娠中にはステロイドホルモンの分泌量が増えるのですが、このホルモンにはコラーゲンが減少させたり、肌のターンオーバーを抑制させる働きがあります。結果、肌の弾力性が失われ、亀裂が生じやすくなり、妊娠線ができやすくなります。
つまり娠線線は、「お腹が急激に大きくなること」「肌の弾力性が失われること」という2つの原因によってできやすくなるのです。
妊娠線対策!妊娠線の予防法7つのポイント
妊娠線ができないように、また、できても最小限にとどめるための予防法をご紹介しますね。
1.適切な体重コントロールをすること
妊娠中に体重が増えすぎると「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」になるリスクが高まるため、産婦人科などでは体重管理を厳しく指導されることが多くなっています。
そして、急激な体重増加によって、妊娠線リスクも高めることになります。特に体重の増加が12kg以上の人は、妊娠線ができやすいとされています。体重が急激に増えないよう、適切な体重コントロールをすることが大切です。
2.適度な運動を心がけること
皮下脂肪は伸びにくいため妊娠線をつくりやすいです。適度な運動を心がけ、脂肪がつきにくい身体を作っていくことも大切です。
妊娠中にできる運動といえば、すべての週数においてオススメなのがウォーキングです。ウォーキングならいつでも気軽に行えますし、身体への負担が少ないため継続もしやすいです。全身運動なので体力もアップ。お産を乗り切るためにも、産後の回復を早めるためにも、体力をつけておくことは重要です。
他にも、マタニティヨガ・マタニティビクスなど、妊婦さん向けのエクササイズもオススメです。
3.保湿ケアをしっかりと行うこと
肌が乾燥していると皮膚に柔軟性がなく、妊娠線ができやすくなります。妊娠線予防のためには、「肌に潤いを与えること」「柔らかい状態にしておくこと」が大切です。
妊娠線用のクリームを塗って、日々マッサージをしておきましょう。クリームは妊娠線ケア専用のものがオススメです。一般のものよりも保湿力が高く、伸びもよく、べたつきにくいという特徴があります。
4.早め早めに保湿ケアを始めること
妊娠線予防としての保湿ケアを始める時期については、お腹が大きくなる前である妊娠初期のころからスタートするのが理想的です。
妊娠線ができにくい肌の特徴は「潤いがあること」「柔らかく柔軟なこと」です。塗ったらすぐにそんな状態になるわけではありません。早め早めの保湿ケアが重要です。
ぜひ、日々赤ちゃんに語りかけながら、お腹の保湿ケアをしてくださいね。
特に、
・経産婦の人
・乾燥肌の人
・高齢妊娠の人
・もともと小柄な人
・もともと痩せている人
に該当する妊婦さんは妊娠線ができやすいとされていますので、保湿ケアを徹底しましょう。
5.お風呂ではゆっくりと湯舟につかること
お風呂はさっとシャワーですませることなく、湯舟につかって温まるようにしましょう。「皮膚の血行が良くなる」「肌に水分が補給される」「温活になる」などメリットが多いですね。
お風呂で肌に水分補給し、そのうえでクリームで保湿ケアをすれば、なおさら効果的だと言えます。
6.妊娠線ができても保湿ケアを継続すること
妊娠線ができないように保湿ケアをしっかりと行っていても、妊娠線ができてしまうこともありますが、それでも保湿ケアは継続することが大切です。
・保湿ケアを継続した場合の妊娠線
この2つ比べた場合、後者のほうが妊娠線を最小限にとどめることができるでしょう。妊娠線を最小限にできれば、その後、妊娠線が目立たなくなるのも早くなります。
7.腹帯などで皮膚を保護すること
妊娠後期くらいになってお腹が大きくなってきた時、腹帯やガードルなどでお腹を支えてあげることで、皮膚への負担を抑えることができます。皮膚の負担が少なくなれば、そのぶん、妊娠線もできにくくなるでしょう。
以上、妊娠線の予防法を7つご紹介しました。
妊娠線予防の基本は保湿ケア!専用クリームの選び方とおすすめ
妊娠線予防の基本は保湿ケアとなります。「潤いがある」「柔らかく柔軟」という皮膚にしておくことで、お腹が大きくなることによる皮膚の伸びに耐えることができます。
オイルよりもクリームを!クリームの選び方4つのポイント
1.オイルよりもクリームを選ぶ
保湿ケアにおいては、「保水」と「保湿」の両方ができるクリームがオススメです。
・オイルは油性成分のみで構成されている。
という特徴があるため、オイルよりもクリームの方が「潤いを与える」という点で優れているのです。
2.肌に優しい成分のクリームを選ぶ
妊娠中は肌がデリケートになりやすいので、肌に優しい成分のクリームを選ぶことで、安心して使うことができます。
3.伸びがよいクリームを選ぶ
保湿ケアのためには、さっとクリームをひと塗するだけでなく、やさしくマッサージをしながら塗ることがポイントです。肌に摩擦をかけないよう、伸びのようクリームを選びましょう。お腹だけでなく胸・お尻・太もも・二の腕などもケアすることも大切。
4.香りが気にならないクリームを選ぶ
妊娠中はホルモンバランスの変化によって、香りに敏感になりやすいです。妊娠前であれば心地良く感じていた香りも、妊娠中は不快に感じてしまうことも。個人差はありますが、柑橘系の香りは多くの妊婦さんに好まれる傾向があります。
以上の4つの条件を満たすクリームとして、オススメなのは次の商品です。
【おすすめNO.1】ナチュラルマーククリーム
まず、ダントツに一番オススメしたい妊娠線予防専用クリームは「ナチュラルマーククリーム」です。
・出荷本数100万本以上
・20年以上ママたちに愛用されてきたロングセラー商品
という実績のあるクリームでとても安心です。
つわりの時期でも使いやすい無香料ですから、妊娠初期からでも気軽に使えます。産後は赤ちゃんのボディケアに使うことができます。
ベルタマザークリームもオススメ!
シラノール誘導体やコラーゲン、スーパーヒアルロン酸、コエンザイムQ10など、たっぷりの美容成分が配合されているのが特徴。他にも、肌を整えるアミノ酸やビタミン・葉酸など、キレイな肌を保つ成分が豊富に配合されているクリームです。
無着色・無香料など添加物を極力抑えた配合で、妊娠中のスキンケアから産後のベビークリームとしても安心して使用することができます。
まとめ~早め早めに妊娠線予防を始めましょう!
以上、妊娠線の原因と予防方法、そして保湿ケアのための専用クリームの選び方とオススメ商品についてご紹介しました。
娠線線は、「お腹が急激に大きくなること」「肌の弾力性が失われること」という2つの原因によってできやすくなる。
そんな妊娠線を予防するために次のポイントに注意しましょう、ということでした。
2.適度な運動を心がけること
3.保湿ケアをしっかりと行うこと
4.早め早めに保湿ケアを始めること
5.お風呂ではゆっくりと湯舟につかること
6.妊娠線ができても保湿ケアを継続すること
7.腹帯などで皮膚を保護すること
特に、妊娠線予防の基本は保湿ケアとなります。
「潤いがある」「柔らかく柔軟」という皮膚にしておくことで、急激な皮膚の伸びに耐えることができますので、しっかりと専用クリームでマッサージをしておきましょう。
とにかく妊娠線対策は早め早めが肝心です!ぜひ「妊娠線がでない3割の妊婦さん」になるために、保湿ケアを徹底してくださいね。