「妊婦だけどココイチのチーズカレーをガッツリ食べちゃいました。大丈夫かな…」
「友達と一緒にココイチに来たけど、妊娠中にカレーを食べても良かった?」
など、妊娠中にココイチのカレーを食べても良いのかどうか、という疑問をお持ちの方も多いようです。
結論をいえば、妊娠中にココイチカレーを食べても問題ありません。
食べ方によっては「血行促進」「発汗作用」「冷えの改善」「消化機能の促進」「食欲増進」「栄養バランスの良い食事」につながるというメリットも。
しかし、食べ方によっては、逆に悪影響があることも。
そこでこの記事では、妊娠中にカレーを食べることのメリット・デメリットのことや、妊婦さんがココイチカレーを安心して食べるための5つのポイントなどお伝えしていきます。
そもそも妊娠中にカレーを食べて良い?メリット・デメリットを知ろう
まず最初に、「そもそも妊娠中にカレーを食べても大丈夫なのか?」お伝えしていきます。
以下の記事にて詳しく書いていますが、簡単にポイントを要約しますね。
「妊娠中だけどカレーを食べても大丈夫かな?」「スパイシーだしあまり食べない方が良いのかな?」このように妊娠中にカレーを食べることについて、お悩みや不安のあるママも多いようです。カレーが好きで食べたいけど、赤ちゃんのこ[…]
妊娠中にカレーはあまり良くないとされる3つのデメリット
主に次のような3つのポイントにおいて、妊婦さんはあまりカレーを食べない方が良いとされています。
②カレーは塩分量が多い。塩分の過剰摂取で妊娠高血圧症候群のリスクが高まる。
③カレーは脂質が多くカロリーも高いため、体重増加につながりやすい。妊娠中の過剰な体重増加は、母子ともにさまざまなリスクを招いてしまう。
「スパイスや香辛料の刺激」「カロリー・糖質・脂質が多いこと」が妊婦さんにカレーをオススメできない理由でしょう。
妊娠中にカレーを食べる3つのメリット
しかし、逆に妊娠中のカレーにはメリットもあります。
②カレーのスパイスの中には、消化機能を促進する作用があるものもある。食欲のないときにオススメの食事。
③栄養バランスの良い食事が推奨される妊娠中。たくさんの野菜やお肉を投入できるカレーは栄養満点でオススメ。
「冷え対策効果」「消化機能の促進作用」「栄養満点」という点で、カレーは妊婦さんにオススメの食べ物でもあります。
妊婦さんがカレーを食べる際の3つの注意点
上記のように妊娠中のカレーにはメリットもあればデメリットもあります。
デメリットを最小限にし、メリットを最大限に生かせるような食べ方をすれば、妊婦さんも安心してカレーを食べることができます。次の3つの注意点を意識しましょう。
②スパイスは抑えめにすること。刺激が強いと胃を痛めたり下痢をまねくので、激辛は避けること。
③1日の適正塩分量は1日7g程度。塩分量を意識して、注意して食べるように。
これらのポイントを意識して食べるなら、妊婦さんにとってメリットのある食べ物になってくれるでしょう。
ココイチのカレーのカロリーや塩分量をチェックしてみよう
ココイチカレーの栄養成分情報を確認すると、エネルギー(kcal)・脂質(g)・食塩相当量(g)は次のようになっています。一部メニューを抜粋してご紹介します。
メニュー | エネルギー (kcal) | 脂質(g) | 塩分(g) |
---|---|---|---|
チーズカレー | 935 | 34.9 | 4.2 |
ほうれん草カレー | 766 | 20.1 | 3.4 |
ロースカツカレー | 1,156 | 49.4 | 3.9 |
ソーセージカレー | 1,035 | 43.2 | 4.4 |
チキンにこみカレー | 875 | 28.3 | 4.0 |
パリパリチキンカレー | 1,036 | 37.8 | 4.1 |
豚しゃぶカレー | 1,059 | 46.6 | 3.3 |
フライドチキンカレー | 1,075 | 41.1 | 4.5 |
チキンカツカレー | 1,200 | 50.2 | 4.3 |
フィッシュフライカレー | 978 | 32.8 | 4.1 |
やさいカレー | 845 | 22.1 | 3.3 |
納豆カレー | 841 | 24.1 | 3.3 |
クリームコロッケカレー | 1,142 | 47.2 | 4.6 |
海の幸カレー | 895 | 24.0 | 4.2 |
ハンバーグカレー | 939 | 29.5 | 4.4 |
エビあさりカレー | 829 | 20.9 | 3.9 |
エビカツカレー | 1,040 | 36.3 | 4.7 |
イカカレー | 888 | 26.2 | 3.7 |
きのこカレー | 765 | 20.1 | 3.7 |
なすカレー | 921 | 36.5 | 3.3 |
このように、やはりカロリーや塩分量の高さが気になるでしょう。
特に塩分量です!1日の適正塩分量は1日7g程度ですから、1食だけでも1日の半分以上の塩分量になってしまうことが分かります。
妊婦さんがココイチカレーを安心して食べるための5つのポイント!
では、妊婦さんがココイチカレーを安心して食べれるようにするためには、どうしたら良いのでしょうか?次の5つのポイントを意識しましょう。
①食べすぎ注意!スモールサイズという選択も
「1週間に1回・1日に1食・1杯分」くらいなら食べても大丈夫とお伝えしましたが、基本的にはこのくらいの量を守って食べていれば大丈夫でしょう。もし、「カレーが好きすぎて週2回は食べたい!」なんて場合は、スモールサイズにするなど量をコントロールすると安心です。
②辛さは普通にしておく!激辛は避けること
ココイチカレーは辛さを選ぶことができます。甘口・普通・1辛・2辛・3辛・4辛・5辛・6~10辛という選択肢がありますが、基本的には「普通」が良いでしょう。あまり辛すぎにはせず、せめて1辛程度に留めておきたいところ。
③塩分に注意!ココイチカレーは塩分が多い
前の項目で紹介したココイチカレーの塩分量を見て分かるように、ココイチカレーは全体的に塩分量が多いです。特にエビカツカレーなどの揚げ物系や、ソーセージやハンバーグなどが塩分が高くなっています。塩分量をチェックして、塩分がなるべく控えめなメニューを選ぶことをオススメします。
④トッピングやサイドメニューでバランスを整える!
妊娠中にカレーを食べるメリットの1つが「野菜たっぷりで栄養満点」でしたが、ココイチカレーではそれは難しいでしょう。それをカバーするために、トッピングやサイドメニューが有効活用できます。
一例ではありますが、このようなメニューの組み合わせをすることで、カレーのカロリーや塩分を抑えつつ栄養バランスを整えることができるでしょう。
⑤半熟卵のメニューは控える!チーズにも注意
サルモネラ属菌による食中毒リスクを低減させるため、「妊娠中は生卵を食べないように」という注意事項があります。生卵はもちろん、十分に加熱しきってない半熟卵も控えた方が良いでしょう。
ココイチカレーのメニューには、
・半熟タマゴタルタルソース
・とろとろの卵のスクランブルエッグカレー
などがありますが、妊婦さんは避けた方が良さそうです。
また、妊娠中は「ナチュラルチーズ(加熱殺菌してない)」は避けた方が良いのですが、ココイチでどんなチーズを使っているのか明記されていません。もしチーズをトッピングしたいなら、店員さんにチーズの種類について聞いてからにしましょう。加熱しているチーズなら大丈夫です。
生卵やナチュラルチーズの他、妊娠中に食べてはいけないものは、次の記事で詳しくまとめています。良かったらチェックしてくださいね。
妊娠したら、お腹の中に赤ちゃんのために、食べ物・飲み物に気を付ける必要がでてきます。食事の内容によって、赤ちゃんの発育に悪い影響が出る可能性があるからです。特にリスクが高いものはしっかりと覚えておき、妊娠中は食べない・飲まないように[…]
妊娠中は「工夫をしながら」ココイチカレーを楽しみましょう!
以上、
・メリットを最大限に生かす食べ方のこと
・ココイチのカレーのカロリーや塩分量のこと
・妊婦さんがココイチカレーを安心して食べるためのポイント
などなどお伝えしました。
妊婦さんがカレーを食べることはとてもオススメですし、もちろんココイチカレーを食べてもOKです。
ただ、スパイスの刺激であったり、カロリー・脂質・塩分の心配もあります。
食べる量や辛さを控えめにすることや、トッピングやサイドメニューを有効活用して栄養バランスを整えるなど、いろいろと工夫をしながら食べると安心です。
というわけで、妊娠中は「工夫をしながら」ココイチカレーを楽しみましょう!