【妊婦とブリ】妊娠中はブリを食べても良し!刺身は?水銀は?

「妊娠○○週だけどブリを食べてしまいました。水銀が心配だけど大丈夫でしょうか?」

「ブリのお刺身を食べたいけど、妊娠中は食べたらいけませんか?」

など、水銀量や、お刺身などの生食の観点で『ブリを食べて大丈夫かどうか?』心配されている妊婦さんも多いようです。

結論から言えば、妊娠中にブリを食べて問題はありません。お刺身で食べても問題はありませんが、注意して欲しいこともあります。

今回は、妊娠中に安心してブリを食べれるよう、「ブリがそもそもどんな魚なのか?」「水銀量は?」「お刺身と寄生虫のこと」など、【妊婦とブリ】というテーマにてお話ししていきます。

そもそも「ブリ」ってどんな魚?

妊娠中にブリを食べて良いのかどうか?を考える上で、まずはブリがどんな魚なのかを知っておきましょう。

ブリは出世魚!成長段階で名前が違う!

ブリはスズキ目アジ科に分類される海水魚で、成長具合や大きさによって名称が変化する出世魚として有名です。実はブリとハマチは同じ魚なのです。一例をご紹介します↓

ワカシ(15~30cm程度)→イナダ(30~50cm)→ワラサ(50~60cm)→ブリ(60cm以上)
ツバス(15~40cm)→ハマチ(40~60cm)→メジロ(60~80cm)→ブリ(80cm~)
ツバイソ(こぞくら)→フクラギ(40~60cm)→ガンド(60~80cm)→ブリ(80cm~)

大きさにかかわらず養殖もののブリをハマチと呼ぶこともあります。ブリは脂がのってキラキラ輝き、見た目は白身魚っぽいですが、実は赤身魚です。

ブリの水銀量は多いor少ない?妊娠中も安心できる?

ブリの水銀量は多いor少ない?妊娠中も安心できる?

「妊娠中には魚の水銀に気をつけましょう」と言われるのは、魚に含まれるメチル水銀が胎児に悪影響を及ぼすからです。魚と水銀のことは妊娠中に気を付けたい魚(16種)と水銀の話&妊婦さんOKの魚40選まとめでも解説していますので、良かったらご一読下さい。

実は、ブリの水銀量は低い数値であり、「特に注意が必要でない魚」として紹介されています。「特に注意が必要でない魚」の水銀量は次の通りです。

総水銀
μg/g
メチル水銀
μg/g
ブリ(鰤)0.1530.197
キハダ0.1790.177
ビンナガ0.2370.164
メジマグロ0.1580.185
ツナ缶0.1140.109
サケ(鮭)0.027
アジ(鯵)0.040
サバ(鯖)0.1040.073
イワシ(鰯)0.018
サンマ(秋刀魚)0.058
タイ類(鯛)0.0930.067
カツオ(鰹)0.154
銀ひらす(シルバー)0.060

このようにブリの水銀量は低いので、妊娠中でも水銀量を気にせず食べることができるでしょう。

ブリは妊娠中にはぜひ食べて欲しい魚です!

ブリは妊娠中にはぜひ食べて欲しい魚です!

ブリには良質のたんぱく質、脂質が豊富に含まれています。

脂質には血栓性疾患を防ぐEPA(エイコサぺンタエン酸)、脳細胞を活性化するDHA(ドコサへキサエン酸)が含まれています。学習・記憶能力の向上や、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病などに対して予防効果があると言われています。

ビタミンB1、ビタミンB2などのビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEも豊富。ビタミンDはカルシウムの吸収を促す効果があります。

血合い部分には、高血圧を予防し高脂血症を押さえ疲労回復を助けるタウリンを豊富に含んでいます。天然ものと養殖ものでは、栄養価にはほとんど差がないそうです。

このようにブリは栄養価も高く、バランスの良い食事の一食材として、妊娠中にはとてもオススメできる魚なんです。

妊婦さんはブリを刺身など生で食べても大丈夫?寄生虫の心配は?

妊娠中は食中毒になりやすいため「生モノは控えめに」と注意喚起されていますが「生モノが絶対NG!」ということではありません。

厚生労働省のホームページに魚と水銀のことが書かれていますが、お刺身の画像が掲載されているので、お刺身などの生食でも良いと考えられます。

ブリには寄生虫の心配が・・・

アニサキス

アニサキスは危険な寄生虫として有名で、主にアジやブリの他、イカなどに寄生する習性があります。胃壁や腸壁に噛みつくことで腹痛を引き起こします。

アニサキスは内臓に寄生してますが、鮮度が落ちると、筋肉中(通常私たちが食べる部分)に移行するので、新鮮なお刺身に付いている可能性はとても低いです。目視でも確認できる大きさなので、信頼できるお店で食べる分にはお刺身やお寿司でも大丈夫でしょう。(何かあった場合には自己責任となりますが・・・)
冷凍することで予防できるため、チェーン店などでは、ほぼ冷凍処理をしたものだそうです。

基本的には加熱することで予防できるので、家庭で食べる場合には、火を通した調理法がオススメです。

ブリ糸状虫(しじょうちゅう)

ブリの寄生虫としてブリ糸状虫も有名です。とても長いフォルムが特徴的で、見た目はとても気持ち悪いですが、人体にとっては無害で刺身と一緒に生で食べてしまっても全く影響はありません。

もし仮に発見したときには、直ちに処分することをオススメします。

妊婦さんに人気のブリの食べ方『#妊婦ごはん』

ブリ大根

ブリ大根

出典:野菜の育て方・栽培方法

ブリと言えばブリ大根!定番ですね。特にブリの旬である寒い冬には食べたい一品でしょう。脂がのった旬のブリ、コトコトと煮込んで旨みがたっぷり染み込んだ大根とのコラボは最高ですね。ご飯が進むおかずとしてもピッタリ♪

ブリのお刺身

ブリのお刺身

何と言っても美味しいのはブリのお刺身。特に大型の寒ブリは舌でとろけるような脂のノリが美味です。

ぶりしゃぶ

ブリのお刺身

薄く切ったぶりの切り身をサッと熱湯にくぐらせ、あつあつをいただくぶりしゃぶ。ブリの脂がほどよく落ち、野菜もたっぷり摂れる、ヘルシーな料理だと言えます。

他にも、ぶりテリヤキ、ぶり塩麹漬、ぶり西京漬など、漬け魚も上品で人気です。

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まとめ:妊婦さんも安心!ブリを美味しく食べましょう

以上、『妊婦さんとブリ』というテーマにてお伝えしました。

まとめると・・・

・ブリは出世魚!成長によって名前が変わる!
・水銀量は少ないので妊娠中でも安心して食べれる!
・栄養が豊富なので定期的に食べて欲しい魚。
・アニサキス等、寄生虫の心配はゼロではない。
・お刺身で食べたいなら新鮮なものを信頼できるお店で!
・チェーン店はほぼ冷凍物なので寄生虫のリスクは低い。
・加熱調理で予防できるので、火を通した食べ方が一番安心。
・生食でも問題ないが、あくまで自己責任ということを忘れずに!

などなど。

ブリは水銀量が少なく栄養豊富で美味しく、妊娠中にはとってもオススメ。いろんな食べ方がありますから、ぜひ妊婦ごはんの食材の1つとして、ブリを食べていただけたらと思います。

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